CPSY研究会にて優秀若手講演賞を受賞(3件)

松谷研M1森島君、松谷君、天野研OB加賀美君(天野研との共同研究)が電子情報通信学会コンピュータシステム(CPSY)研究会 優秀若手講演賞を受賞しました。

  • 森島 信, 松谷 宏紀, “マルチコアおよびGPUを用いたグラフ型データベースの性能評価”, CPSY研究会, 2014年1月.
  • 濱田 耀彦, 松谷 宏紀, “カラム指向型データベース向けハードウェアキャッシュ機構の検討”, CPSY研究会, 2014年4月.
  • 加賀美 崇紘, 松谷 宏紀, 鯉渕 道紘, 天野 英晴, “ワイヤレス垂直バスを用いた3次元NoC向けルーティング手法の拡張”, CPSY研究会, 2013年8月.

CPSY 優秀若手講演賞は、CPSY 研究会にて年間上位5%に入る講演をした若手研究者に贈られる賞です。今年は慶應勢が席巻しました!

SWoPP’14ビッグデータBoF

SWoPP 2014 にてビッグデータに関する BoF セッションを開催しました。

前半はビッグデータに関する基盤システムやアプリケーション分野で活躍されている7名の研究者に最新研究事例を紹介していただきました。

  1. 松谷 宏紀(慶大)趣旨の説明と本 BoF の概要
  2. 川島 英之(筑波大)データベース研究者とシステム研究者が上手に連携するには?
  3. 佐藤 一憲(グーグル)Google の大規模並列クエリサービス BigQuery の最新動向
  4. 油井 誠(産総研)ビックデータの価値化に向けた機械学習基盤構築の取組み
  5. 鬼塚 真(阪大)グラフマイニング技術を用いたビッグデータの応用と高速化技術の取組み
  6. 加藤 真平(名大)データセントリック自動運転のためのビッグデータ利活用
  7. 西 宏章(慶大)スマートコミュニティインフラとビックデータ

後半はパネルディスカッション形式で「研究で Google に勝つにはどうすれば良いか?」について熱い議論が交わされました。

高校生向け研究室公開

松谷研M1の尾崎君が研究室公開(塾高、NY学院、推薦指定高向け)にて「40Gbps光無線を用いた仮想マシンのライブマイグレーション」に関する研究デモを行いました。アナ雪の動画を再生中の仮想マシンを「光ビーム」で移送するという内容で、高校生にも大変好評でした。

HEART’14にて口頭発表

松谷研M1の森島君がInternational Symposium on Highly Efficient Accelerators and Reconfigurable Technologies (HEART’14)にて以下の口頭発表を行いました。

  • Shin Morishima, Hiroki Matsutani, “Performance Evaluations of Graph Database using CUDA and OpenMP-Compatible Libraries”, HEART’14, Jun 2014.

CPSY研究会にて口頭発表

松谷君が電子情報通信学会 コンピュータシステム研究会(2014年4月)にて以下の口頭発表を行いました。

  • 濱田 耀彦, 松谷 宏紀, “カラム指向型データベース向けハードウェアキャッシュ機構の検討”, CPSY研究会, 2014年4月.

CoolChips’14にてポスター発表

松谷研M1の松村君がIEEE Symposium on Low-Power and High-Speed Chips (CoolChips’14)にて以下のポスター発表を行いました。

  • Go Matsumura, Michihiro Koibuchi, Hideharu Amano, Hiroki Matsutani, “On/Off Link Selection Schemes for Wireless 3D NoCs”, CoolChips’14, Poster session, Apr 2014.

DATE’14にてチュートリアル講演(1件)、口頭発表(1件)

松谷君がDesign, Automation, and Test in Europe Conference (DATE’14)にて以下のチュートリアル講演と口頭発表を行いました。

  • Hiroki Matsutani, “3D WiNoC Architectures”, DATE’14 Tutorial, Mar 2014.
  • Hiroki Matsutani, Michihiro Koibuchi, Ikki Fujiwara, Takahiro Kagami, Yasuhiro Take, Tadahiro Kuroda, Paul Bogdan, Radu Marculescu, Hideharu Amano, “Low-Latency Wireless 3D NoCs via Randomized Shortcut Chips”, DATE’14, Mar 2014.

講演スライド(チュートリアル)
DATEは設計自動化に関する欧州最大の会議で、今年は1450人以上が参加しました。採録率は23.1%(=206/890)でした。

IEEE Transactions on Computersに掲載

松谷研で行っている研究がIEEE Transactions on Computers (TC) に掲載されました。

  • Yasuhiro Take, Hiroki Matsutani, Daisuke Sasaki, Michihiro Koibuchi, Tadahiro Kuroda, Hideharu Amano, “3D NoC with Inductive-Coupling Links for Building-Block SiPs”, IEEE Transactions on Computers (TC), Vol.63, No.3, pp.748-763, Mar 2014

IPSJ全国大会にて講演・パネル討論

情報処理学会 第76回全国大会 企画セッション「先進的ハードウェアによる超高性能データ処理へ向けて」にて、ビッグデータ基盤技術に関する松谷研の取り組みを紹介しました。

  • 松谷 宏紀, “ハードウェアによる様々な構造型ストレージの高速化”, 情報処理学会 第76回全国大会 企画セッション, 2014年3月.

講演スライド
情報処理学会 第76回全国大会 企画セッション紹介ページ

CPSY研究会にて口頭発表(3件)

松谷研B4の尾崎君、松村君、森島君が電子情報通信学会 コンピュータシステム研究会(2014年1月)にて以下の口頭発表を行いました。

  • 尾崎 友哉, 鯉渕 道紘, 天野 英晴, 松谷 宏紀, “光空間リンクとオンオフ制御による省電力ネットワークの検討”, CPSY研究会, 2014年1月.
  • 松村 剛, 鯉渕 道紘, 天野 英晴, 松谷 宏紀, “ワイヤレス3次元NoCにおける垂直リンクオンオフアルゴリズム”, CPSY研究会, 2014年1月.
  • 森島 信, 松谷 宏紀, “マルチコアおよびGPUを用いたグラフ型データベースの性能評価”, CPSY研究会, 2014年1月.

CANDAR’13にてチュートリアル講演

松谷君がInternational Symposium on Computing and Networking (CANDAR’13)にて以下のチュートリアル講演を行いました。

  • Hiroki Matsutani, “Research Challenges on 2-D and 3-D Network-on-Chips”, CANDAR’13, Dec 2013.

JSTさきがけに採択

松谷研で実施している以下の研究が科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業「さきがけ」に採択されました。

  • 多様な構造型ストレージ技術を統合可能な再構成可能データベース技術(代表:松谷宏紀)

JSTさきがけは、国の科学技術政策や社会的・経済的ニーズを踏まえ、国が定めた戦略目標の達成に向けた目的志向型の基礎研究を推進する個人型研究プログラムです。

EMB研究会で招待講演

松谷君が情報処理学会 組込みシステム研究会(2013年9月)にてビッグデータ基盤技術に関する以下の招待講演を行いました。

  • 松谷 宏紀, “組込みシステム向けデータベース技術のハードウェア化に関する検討”, EMB研究会, 2013年9月.

研究成果が日経BP社Tech-On!に掲載

松谷君がASP-DAC’13にてBest Paper Awardを受賞しました(投稿311件中、受賞2件)。

  • Hiroki Matsutani, Paul Bogdan, Radu Marculescu, Yasuhiro Take, Daisuke Sasaki, Hao Zhang, Michihiro Koibuchi, Tadahiro Kuroda, Hideharu Amano, “A Case for Wireless 3D NoCs for CMPs”, ASP-DAC’13, Jan 2013.

さらに、本発表は、日経BP社Tech-On!(製造業・ハイテク産業に携わる技術者・研究者の方々に向けた総合情報サイト)で紹介されました。記事へのリンクは以下のとおり。
ダイの差し替えが容易な3次元IC、慶大らが無線接続技術の応用で提案